粉砕しながら加熱する!コイルドライヤー

減容化の決め手となるのが、水分を蒸発させることです。

生活排水によって生じる汚泥には多くの水分が含まれており、これらを乾燥させることで容積と重量を減らせるので、輸送コストの削減にも貢献します。

また社会問題となっている食品ロスにおいても飼料化という形で役立っています。

年間600万トン発生する日本の廃棄食品は、世界の食糧援助の約1.4倍と指摘されており、食料資源の輸入大国である日本において問題となるのは必然でした。

そんな食品ロス問題は、食品を買いすぎない、作りすぎないなどが求められます。

しかし廃棄ゼロにすることは不可能であるため、一歩進んだ解決策が必要となっており、廃棄食品を乾燥させての飼料化が進められるようになりました。

山本技研工機株式会社は、汚泥や廃棄食品を乾燥させて減容化するコイルドライヤーに強みを持っています

加熱されたコイルを回転させるコイルドライヤーは、対象物を粉砕しながら乾燥させていきながらドレン排出口へと排出されます。

粉砕しながらの乾燥により汚泥や廃棄食品の塊を平準化できるため、効率よく確実に水分を減らして減容化します。

汚泥の場合だと最大約50%減容化可能、廃棄食品の大幅に減容化すると同時に栄養素の損失を抑制、品質維持と管理を容易にしながら輸送における負担を軽減します。

山本技研工機株式会社は、コイルドライヤーにおける業界のトップランナーとして環境問題へのソリューションを提案していきます。

TOP